2005年10月04日

ビフォア・サンセット

00000589194L.jpg9年前、ユーロトレインの車内で出会い、ウィーンで一夜だけを共に過ごした恋人たち。別れの時約束した半年後の再会を果たせないまま9年の月日が流れ、二人は遂にパリで再会した。しかし、二人が一緒に過ごせる時間はジェシーがNY行きの飛行機に向かうまでの、わずか85分。人生について、社会について、恋愛について、セックスについて…9年前の恋の結末を確かめたい気持ちとは裏腹に、とりとめのない会話を重ねる二人に、タイムリミットは刻一刻と迫っていく…。

“忘れられない人との再会”という誰もが共感を覚える普遍的なテーマ。タイムリミットまでの85分、リアルタイムで進行する二人の恋の展開。男女の恋愛観の違いを浮き彫りにする、等身大でリアルな会話。その圧倒的な臨場感に、いつのまにか顧客は引きずり込まれ、二人の恋の行方を固唾をのんで見守っている…自分のかつての恋と重ね合わせて―。

”前代未聞のラブストーリー”と絶賛され、ベルリン映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞した、95年の『恋人までの距離』<ディスタンス>の続編にあたる本作。1作目では夕方から夜明けまでの14時間が綴られていたが、今回は再会した二人をリアルタイムで追っている。”男女が9年ぶりに再会を果たす”という以外に、いわゆるプロットらしいプロットも存在しないこの映画がこれほどまでに人々の胸に感動と共感をもたらすことの不思議。もはや、”続編”を超えた傑作であることは間違いない。
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posted by ラブ猫 at 15:21| Comment(35) | TrackBack(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小さな恋のメロディ

小さな恋のメロディイギリスのごく普通の家庭に育った小学生ダニエルは、同じクラスの親友トムと学校を抜け出して遊ぶ毎日。

ある日、ダニエルは、ふと覗き見たバレエの授業でメロディという少女に一目惚れをしてしまう。メロディが気になって仕方のないダニエルの想いは、やがて彼女にも伝わっていく。

初めてのデート、二人は互いの好意を確かめあい、学校をさぼって海辺のデートへ、そして結婚の約束までしてしまう。あきれる大人たちをよそに、やきもちを焼いていたトムも二人に協力するため、クラスメートを巻き込んである作戦を立てる…。


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2005年07月25日

ロング・エンゲージメント

ロング・エンゲージメント 特別版第一次大戦下のフランス。

前線の塹壕を5人の兵士が連行されて行く。過酷な戦場から逃れるため自らの身体を傷つけたフランス兵たちだ。彼らは刑のかわりにドイツ軍の標的となるような敵陣との中間地点に置き去りにされた。

そのなかの最も若い兵士がマチルドの婚約者マネクだった。終戦後も全く音沙汰のないマネクの安否を気づかうマチルドのもとに、戦場で彼に出会ったというエスペランザから手紙が届く。その日からマチルドの懸命は捜索が始まった。

プロの探偵を雇い、新聞に告知を出し、必死に捜索を続けるマチルド。兵士たちの知人など関係者が浮かぶたびにどこにでも出向き、さまざまな出会いと証言を重ねていく。だがマネクの最期を見たものは一人もいない。

「マネクに何かあれば、私にはわかるはず---」果たして、その愛の直感は、奇跡を起こし、マチルドを彼へと導くのか?
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2005年06月20日

いま、会いにゆきます

いま、会いにゆきます スタンダード・エディション梅雨が訪れたある日、6歳の息子と暮らす巧(中村獅童)の前に、病気で死んだ妻・澪(竹内結子)が現われた。

澪は死ぬ前に、1年後の雨の季節に戻ってくると言い残していたのだった。巧たちは記憶を持たない彼女を迎え入れ、再び家族としての生活を過ごすのだが…。

市川拓司の同名ベストセラー小説を映画化したラブストーリー。ファンタジーの衣を纏ってはいるものの、そこで強く訴えられているのは家族愛そのものであり、その点をきちんと描いているあたりがもっとも好感の持てる部分である。


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2005年06月03日

ラブ in ローマ

ラブ in ローマ ンドンとパリを舞台にした過去のメアリー=ケイト & アシュレー・オルセン主演作でおなじみのスタイルを踏襲した1作。

今回、2人は洗練されたワーキング・ガールに扮してローマへと向かう。オルセン姉妹は、劇中でもチャーリーとレイラの姉妹を演じている。2人は世界的なデザイン & エンターテインメント会社の夏期インターンだ。国際的な顔ぶれの学友たちと共にビジネスの経験を積んでいくが、それは表向きの立場で、ショッピングや観光や熱いロマンスに余念がない。

どうやら仕事のほうがおまけのようだ。横暴な上司や意地悪な同僚など、職場の問題も出てくるが、お洒落なスター姉妹の衣装替えを楽しむための背景といったところか。やがて、インターンたちは企業犯罪を暴くために一計を案じ、全員がチームワークで結ばれる。チャーリーとレイラが強くて自信にあふれた若い女性として描かれているのは好ましい(ただ、あまりにも物質主義的な印象が強いのは残念)。

メアリー=ケイト & アシュレーの長い長いセルフ・プロモーション映画にも見えるが、全編ゴキゲンな気分で楽しめる万人向け作品だ。ただし、はしゃいだ感じが色濃く、優雅な雰囲気はあまり感じられない。
posted by ラブ猫 at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

猟奇的な彼女

猟奇的な彼女 ディレクターズ・カット特別版の彼女を紹介します』の公開が待たれる人気女優、チョン・ジヒョンのブレイクのきっかけとなった大ヒットラブコメディの特別版。

メイキング、NG集、原作者インタビュー、舞台挨拶、ミュージッククリップなど、約150分の特典映像を追加した2枚組。
追記
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ブリジット・ジョーンズの日記

ブリジット・ジョーンズの日記身で、へヴィースモーカーで、ちょっとカロリー摂取過多ぎみなロンドンのキャリア・ウーマン、ブリジット・ジョーンズ。そんな彼女の仕事や恋を描いた同名大ベストセラーの映画化作品だ。

原作ものの映画が多くの場合そうであるように、この映画も原作の多くのエピソードを割愛し、主にブリジットの恋愛話にフォーカスをあてた作りになっている。原作ファンは食い足りないと思うかもしれないが、その分ロマンティックな映画に仕上がったこともまた間違いない。

テキサス生まれのレニー・ゼルウィガー(『ザ・エージェント』)がイギリス英語をマスターし、さらに体重も10キロ増やして挑んだブリジットがとにかく魅力的。いや、セクシーとか、美人とか、そういうことではなく、「独特の存在感がある」という意味で。バニーガールの扮装でパーティに出ることになっても、テレビカメラでお尻のどアップを撮られても、下着姿で雪の街を駆け抜けたりしても、「こういう人、いそう」というリアリティを感じさせるヒロイン像を作り上げたのは大きな功績と言えるだろう。

笑いながら見た後に「でも自分もこの人のことあんまり笑えないかも…」なんてちょっぴり思ってしまう、そんな1本だ。

posted by ラブ猫 at 14:02| Comment(7) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ガール・ネクスト・ドア

ガール・ネクスト・ドアタブツのマジメ人間である18歳のマシュー。

そんな彼の隣には美しくて一見清純そうな女性ダニエルが越してきて、彼は彼女の虜に。ところが実は彼女はポルノ女優だったからサア大変!はたしてこの恋の行方は!?

どう転んでも『アメリカン・パイ』系青春バカエロ映画かと思いきや、着地点がかなり違う。期待通りのエッチな話も絡んでいくのだが、カタブツな主人公が自分の殻を突き破ろうとする成長話と、過去を捨てて生まれ変わろうとするヒロインとの恋がしっかり描かれているから、最後には爽やかな感動すら残ってしまうのだ。

愛する人のために時にはすべてを投げ出すことも大事という純愛を、ドタバタ騒動の中でもしっかり紡いでくれるあたりの演出のうまさは絶品。なぜこれを劇場公開しなかったのか不思議でならない青春映画の佳作だ。
posted by ラブ猫 at 12:41| Comment(2) | TrackBack(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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